生憎の雨、今年も織姫と彦星は会えないようです。
別の星の話なんだから地球の一地点に雲がかかっていようがいまいが関係ないんじゃないか、
とも思いますが。
七夕伝説をおさらいしましょう。
織姫と彦星は帝が持ってきた見合い相手で
会ってみたら非常に相性が良く
結婚したら仕事もせずに遊び呆ける様になった事に激怒した帝が
罰として年に一度しか会わせないようにした、という話だったと思いますが。
見合いの話を持ってきた帝の責任はどうなるんでしょうかね。
帝が仲人じゃ断れないですしね。
さて今日はこちら
七夕の様子を描いた作品 『市中繁栄七夕祭』 (詳しくは過去のブログへ)
名所江戸百景の絵師、歌川広重の自宅の屋根の上から描いたものではないかと言われています。
前方に富士山と、その右手に江戸城が。
東京駅八重洲口から徒歩5~10分ほどの所に
歌川広重の自宅跡があります。
ブリジストンビルの向かいのビル前に、
画広重と書いてある場所が住居だった |
広重住居跡という看板が残っています。
もし本当にこの絵が広重宅からの景色で、
広重が別荘を持っていなかったら
おそらくこの辺りからの景色ということになります。
空撮は出来ませんでしたので地上から。
右手の道の奥に見える白いところが東京駅。
左手のビルの端に住居跡の看板が立っているのが見えますでしょうか。
この周辺は表通りから一歩裏路地へ入ると
小さなビルが多く、
神田や日本橋と同じ様な印象がありました。
せめて周辺で七夕飾りがあればと探したのですが
やはり見当たりませんでした。
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