2012年9月20日木曜日

乙女の休日@茨城県坂東市

こんにちはー!!!乙女でございます。

皆様、先週の3連休は有意義に過ごされましたでしょうか?

私は江戸検の勉強等まったりした休日になりました。でも、外出しないと体が疼く性分なのでさすがに3連休の最終日はちょこっと遠い原泉温泉に行くことにしました。とは言っても、自宅から車で1時間程の茨城県常総市です。 埼玉北部万歳\(゜ロ\)(/ロ゜)/

で、常総市に向かう途中で坂東市を通ったのですがそこでなんと「将門煎餅」という看板を発見してしまいました!
なんで~(゜-゜)と一瞬戸惑いましたが、よくよく考えてみれば
あれ、茨城県?坂東?⇒国王神社神社が近いんじゃない??とひらめいたのです♪
実際はまさにこの考え通りでした。
 
職業柄か、気になって仕方なかったのでこちらの煎餅屋さんに入ってお煎餅を購入しました。
勿論、こちらのお店は何か将門公と由縁があるのでしょうか?・・・と店員さんに伺う目的で。笑
 
意外な回答が。A. いえ、何もないです。50年前程からこの店名に変えたみたいですが、歴史を勉強している方にここは将門公を祀っている国王神社に近いのだから名前を使ったらどうかと言われたらしいです。
 
あっさり過ぎて拍子抜けしました~
6枚250円のお煎餅
 

 
さらに気付いたことがありまして、この通りに立っている丈の短いポールのようなもの。
指が入ってしまっていた(;_;) お許しを…

まさか・・・この紋は将門公ではないか!
 
町ぐるみで将門公を押すという、町政策に感銘を受けました。
 
もう1点、個人的なマイナーな発見をしたので皆さんとシェアしたいと思います・・・
地元、埼玉県の北部に多々ある「坂東太郎」という和食チェーン店があるんですよ。坂東市にもありまして。そのイメージキャラクタであろう坂東太郎はまさに写真の様な兜をかぶっていて・・・もしかしたらもしかするのでは\(゜ロ\)(/ロ゜)/笑
 
くだらなくて恐縮です。
 
その帰りに国王神社に寄りました。国王神社は茨城県坂東市岩井に佇む、将門公の終焉の神社です。社伝によれば、天慶3年2月14日、藤原秀郷・平貞盛連合軍との戦いの最中、流れ矢に当たって落命した将門公の「終焉の地」が、この境内であると伝えられているのです。
 
国王神社URL http://www.kokuou.or.jp/
 
創建1040年の境内は雰囲気あります。
到着すると車が1台止まっていました。男性1人で散策に来た様子。

遠くに見える、‘半鐘泥棒(はんしょうどろぼう)’な男性は乙女の夫ちゃんです。笑 
半鐘泥棒の意味は「背の高い」で、江戸時代に使用されていた江戸言葉なのです!







 茅葺屋根が時代を物語っていますすが、苔や草が生えていてさらに年月を感じました。

御存じの方はいらっしゃるかもしれませんが、私はこの日までこのようなお祭りがあることを知りませんでした!!無知ってこわい。
 
さて、提案! 東京/神田でも町ぐるみで面白いお祭りやりません?? 
現在行われているお祭り以外で♡
 
ご意見お待ちしております(゜∀゜)


2012年9月19日水曜日

褄黒豹紋蝶

こんにちは、ご無沙汰しております、おせんです。

 

今日の「神田の家」はなでしこ姐さんの悲鳴からはじまりました。

「きゃ~~」

何事ぞ!!駆け寄るおせん。

見るとそこには、なんともグロテスクな毛虫がいるではありませんか。

 

黒地にオレンジの斑点。体長5センチほど。

毛はないけど、角が何本も生えてます。

パンクロッカーのようなボディ!!

なんとハイコントラストなカラーリング!!

(写真を載せる事は自粛いたします)

 

「どうしてくれよう~~殺!殺!!」

なでしこ姐さんとおせんは心の中で叫びましたが、毛虫が

「殺すの?殺すの??」

と聞きました。

そこで、なでしこ姐さんとおせんは

見るのも触るのも怖いので、虫に気づかなかった事にました。ははは。

 

その毛虫は春になるとオレンジの蝶になります。

きっと何か良い知らせでも、持って来てくれるのでしょう。

待ってるよ!

2012年9月13日木曜日

90年の歳月


 
 
今年の残暑は半端ないですね。 そろそろ夏の疲れが出ている人も多いのではないでしょうか、。 ついついビールが進む毎日です。

昨日 神田須田町にある銅板建築「柏山邸」(旧池田屋)の最後の内覧に行って来ました。  老朽化により90年の歴史に幕を閉じる事になり、その前に内覧させていただけるとの話を聞き駆けつけました。 

昔、万世橋駅があった頃は目の前に建っている池田屋さんがさぞ目立っていた事でしょう。  銅板建築に3階建て、屋根の形状も珍しく、今でも人目を引きます。

1
階が店舗で、横から間口の狭い玄関が2階に通じる入り口。 靴を脱いで上がるとそこはかなりの急、急階段!! 神田の家も結構急だけどそんなもんじゃない!

でもでも私にはつい最近まで同じ階段を上り下りした記憶が・・・。
まさに今建て直ししている知り合いの家の階段とほぼ同じ、。 しかも間取りや形状がかなり似ていてびっくりでした。  

 
でも一つ一つ見てみると2階の床框が黒檀だったり、柱も面取りがしてあり、欄間や建具にも目を引くものがあったりと、、つい目が行ってしまいました。
解体後は近隣の方やご希望の方などに廃材も無駄なく納まるとの事でちょっと安心したのですが、、ただ壊されてしまうのは悲しいですからね。

3週間前まで住んでいたこのお宅には人の息吹が感じられ、時代と共に生きてきた証としての力強さと温かさを感じました。

家を建てるのは大工さんでも、育てるのはそこに住む人たち。  家は時代だけでなく、住んでいた家族をも映します。
2階に上がった所に付いているレトロな照明が綺麗で尋ねたところ、奥様が大変気に入っていて、勿体なくて一度も灯りをつけず、取り壊しが決まってから初めて点けて感激したそうです・・。  大事に大事にしていたんですね~   何だか泣けてきちゃいますね。
建物がなくなるのは淋しいけれど、一つの歴史を築いてきた柏山邸にお疲れ様と、そして
内覧の機会を与えて下さり、また案内してくれた有志の学生さん初め皆様に感謝。


2012年9月8日土曜日

神田の家衣替え~お月見模様

こんにちはー!乙女です。

神田の家は無事にメンテナンスを終え、本日オープンしております。

日差しが強くて暑いですが、是非是非お越しやす♡

冷やし抹茶ございます♡

さて、神田の家が衣替え致しました!!

9月と言えばお月見。土間が月見模様になっております。

お月見の背景をさーっとご紹介します(^^)

平安時代以前に、中国から仲秋の十五夜に月見の祭事が伝わりました。

「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指します。

中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされます。

平安時代頃から貴族などの間で観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)で歌を詠み、宴を催した。また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだといいます。

出典:wikipedia
現在のお月見とは異なっていたのですね。直接見ないというのが贅沢な感じがします。
さすが貴族。


可愛いうさぎさん

是非ご覧に来て下さいませ~